さらりと手の中からすり抜けていったのは

浸透する程貴方色に染まった私の心の欠片で

何故だか哀しくもなくただとてもとても空虚な闇が

私の中で広がっていくのを感じでいた



ちくりちくりと心を突き刺す甘く鈍い毒の針

徐々に「愛憎」という毒に侵されていく心

心地よくも寒々しいこの感触




どろりと身体から溶けていったのは

枯渇する程貴方色に染まった私の心の一部で

何故だか苦しくもなくただとてもとても深遠な闇が

私の中で広がっていくのを感じていた



ちくりちくりと突き刺す痛く辛い蜜の針。

静かに「悲愛」という蜜に犯されていく心

寒々しく溶けるほどの感触




きっと、私は当の昔に狂っていたのだろう

貴方色に浸透した心を抱いたときに



貴方に染まり続けた自分の身体を抱いたときに



闇の中にただ一人



私は貴方への「愛」を謳いましょう



私は貴方への「心」を奏でましょう



「憎悪」と「悲哀」の旋律を



闇の中で響かせながら



















貴方がただ。



ただ。



ただ愛おしい。


ライセンス

  • 非営利目的に限ります

自分の書いた詩を二つあわせて。少し修正したものです。

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投稿日:2008/06/16 22:40:12

文字数:492文字

カテゴリ:その他

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