『どん欲という名のどん底』
(1A)
ここは地の底 深い闇
二度と落ちたり なんかしない
ここにしかない 花や石
全部手にして 這い上がる
(1B)
足元の影 それさえ見えない
光の温もり 忘れた場所で
暗い眼の色 隠さず彷徨い
ただでは起きない 自分に誓う
(1C)
何か見つけて 手に入れたいけど
掴んでも掴んでも 指の隙間滑り落ち
何に触れても 満たされないから
探しても探しても 次を求め続けてる
(2A)
今は忘れた 青い空
遠い記憶を 呼び覚まし
色を無くした 花や石
いずれ輝き 取り戻す
(2B)
頭上から射す 光が一筋
初めて照らした その手の中は
崩れゆく砂 輪郭失い
必死で集めた カタチは消える
(2C)
固く握った 両手を開いて
手放して手放して 砂の荷物解き放ち
闇と光の 狭間の場所から
飛び立とう飛び立とう その身一つ軽くして
(D)
花は光の下でこそ咲きほこる
宝石は光にあたってこそ輝く
(3C)
何か見つけて 手に入れたいけど
どん底でどん欲に 指の隙間滑り落ち
何に触れても 満たされないから
どん底でどん欲に 次を求め続けてた
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