赤く栄える未来 現めき なほ近し
契を護る証 たなびかせて
灰に煙るせかい 冴えるゆえ なほ哀し
形を希む限り 深く甘く誘う
「 わたしは此の庭の中 春を夢見る
頬に触れた薄紅は 恋落ちる花 」
虹色に染まる夢 終わることのない夢
謳え 極彩の楽園 永遠に廻れ
青く濡れた過去 忘れじの 君想ふ
径を進む足は 導かれて
闇に翳むせかい 触れられぬ 君遠し
刑を騙る祈り 高く細く響く
「 わたしは此の庭の中 冬に寄り添う
指に纏う銀白は 舞う細雪 」
虹色に染める夢 醒めることのない夢
紡げ 極彩の安寧 永遠の帳
彩を望む未来 仮初の 厭く誓い
啓を与え難き 星を偲び
影に埋るせかい 徒然の 厭く遊興
継を護る嘆き 重く苦く続く
輝光のない結末 極彩の世は終焉
創り上げし夢は 砕け落ちる
漆闇に朽ちたせかい 赦されぬ世の終焉
寂寥たる現実を 私は生きるのか
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