【Bye】
鳴り出した警報機の音が響き渡る
頬を濡らす涙一筋ぽたり
止めることがどうしてもできない
降り始めた遮断機が語る貴方と
私のこの先に待つ未来の話
悲しそうな貴方の顔
貴方と私の分岐点
二人一緒に進めないの?
出会いが間違いなんてこと
貴方から聞きたくなかった
加速していく 離れる速度
追いかけても 追いつけないよ
手を伸ばしても 届かないの
貴方の顔が 涙で見えない
片道切符を左手に
完全に降りた遮断機が
私に語った決別の現実
私ばかりが泣いていた
「ありがとう」が言いたいの
「さよなら」なんて 聞きたくない
不協和音が 鳴り止んだ・・・
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