(１．Aメロ)
何かの燃える臭いがして
思わず 眉をひそめる
青白い炎が 浮かんでは消える
冷たい熱が 僕をあおる

部屋の隅に置き去りの
想いの端くれを見て
音もない世界が 荒く包み込む
蒸した吐息が 闇を溶かす

(Bメロ)
刻々と進む 時計の針
(狂ったように 音を立てて)
23時59分から
(0時へと変わる瞬間)
存在出来ない「24時」

(サビ)
空白の1分間 一体誰が使っているの？
神なの？ それは君なの？
考えたくもない空想(イメージ)

空白の1分間 まるで蜃気楼みたいだね
有るの？ それとも無いの？
どうでもいい真実(リアリティ)

消えても良いから 居た事実を下さい
デジタルは 何も語らない

(2.Aメロ)
見えないけれど そこには
確かな跡 残され
黒ずんだ端くれ 窓から流れて
跡形もなく 散っていった

(Bメロ)
ぽっかり抉られた 白い月
(あの時確かに有ったはずで)
足りないのは 月ではなくて
(燃えてしまったのは きっと)
僕の心の時間なのか？

(Cメロ)
居ても居なくても 何も変わらない
人々は何も知らないでいて
零れ落ちる砂時計
割れて全てが無と化す

(サビ)
空白の1分間 一体誰が支配する？
神なの？ それとも君なの？
犯しちゃいけない罰則(クライシス)

空白の1分間 僕を誰が奪ったの？
君なの？ それは罪なの？
見てはいけない Ah…

存在しない僕の影 すれ違っても気付かない？
そうなの？ 消えてしまうの？
分かりはしない「24時」(リミット)

信じなくて良いから 「僕」の意味を教えて
もうすぐ 時の節目になる

消えても良いから 居た事実を下さい
デジタルも アナログも
何も語らない