あなたはわたしのほっぺたが
たんぽぽの綿毛であるかのように
そのほっぺたがぴんく色に染まる気持ちを
思い出させてくれた
小さな白いデイジーの花を
髪に添えられて恥ずかしがるみたいな
恋の初めてを感じさせてくれた
そうやって小さな花を渡して
ほっぺたに手を当てて恥ずかしがっている貴方も
子どもみたいに可愛い
あなたが言ってた
頬と頬で感じてるみたいね
ふたりの髪が白くふわふわの
綿毛みたいになったねって撫でて
年老いてからもあなたにキスをしてる自分を
想像してみてたの
年老いるわたしを想像して
あなたのだらしない姿を見てみたいと思うの
可愛いご飯のくまであなたを笑わせたいの
たとえばふたりでリビングで歌を作るとき
お互いに譲れないフレーズが出てきたときには
あなたの詩でいいと言う
どうしたらふたり
永遠に別れないでいられるかな
あなたが年をとったなら
わたしがあなたの薄くなった髪に
ふわふわのたんぽぽの綿毛を添えてあげるから
またその時はほっぺたを赤くして
笑って可愛くはにかんで見せてね
けんかをしたら
きっとわたしがあなたを泣かせるから
すぐ笑って仲直りしようね
いつまでも楽しいふたりでいようね
大好き
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