期待していない振りをしたって
嘘八百飲み込んだって
瞼はずっと軽いままで

終わっていくことがあったりして
終わらないような気がして
だけど 此処は綺麗だ

曖昧 無価値 目にも留めない
アスファルトに消えかかった
白線みたい

あと十三秒間 誰も来なきゃ
百メートル下の地面にキスしよう

青い色の花が散ったから
此処にはもう居られないな

揺れる髪の残像が未だ
そこに見えるから


枯れた花を踏んづけても
特に泣き声なんかも
聞こえなかったしな

変わっていくことがあったりして
いつか 忘れて
ほら ねえ 元通り


淡い色の感情は此処で
深く染まることを待った

坂を下るにも 重い靴が
邪魔をするんだ


深く染まりきった これは
元に戻ることは
金輪際ないぜ 萬代


青い色の花が散ったから
此処にはもう居られないな

揺れる髪の残像が未だ
そこに見えるから

紅い色の花が咲いたから
やっと此処を旅立てるね

憶えのない花を手に取って
一、二の三で...

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ナグサ

ナグサの歌詞です。

閲覧数:124

投稿日:2020/06/25 19:49:42

文字数:436文字

カテゴリ:歌詞

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