A

もしも きみがいなくなったら
海の見える丘に 家を建てるよ
かなしくなった夜には 水際に降りて
息を吸っては 満肺の星に泣こう

B

一人の世界は たぶん
いつも 溺れかけたまま
真冬の波に流れて そっと暖かい底へ

S

今は しばらく息継ぎを忘れて
明るい水面に向かうときに
きっと 手を握って

A

もしも ぼくがいなくなったら
次の朝には また街を歩いていてよ
春降る太陽の下 呆けた景色に
息を吐いては 悲しみを泳ぎながら

B

一人の世界は いつか色を 取り戻すだろう
その時まではずっと 浅瀬を漂っていて

S

今日は これから息継ぎを忘れて
穏やかな朝を迎えられたら
きっと 沖で会おう

S'

二人 朝まで息継ぎを忘れて
きみのこと みんな忘れたときに
空は 光溢れ

SS

今は しばらく息継ぎを忘れて
明るい水面に向かうときに
きっと 手を探してしまう

~~~

もしも きみが いなくなったら
うみの みえる おかに いえをたてるよ
かなしくなった よるには みずぎわにおりて
いきをすっては まんぱいの ほしに なこう

ひとりの せかいは たぶん
いつも おぼれかけたまま

まふゆの なみに ながれて
そっと あたたかいそこへ

いまは しばらく いきつぎを わすれて
あかるい みなもに むかうときに
きっと てを にぎって

もしも ぼくが いなくなったら
つぎの あさには まちを あるいていてよ
はるふる たいようのした ほうけたけしきに
いきをはいては かなしみをおよぎながら

ひとりのせかいは いつか
いろを とりもどすだろう

そのときまでは ずっと
あさせを ただよっていて

きょうは これからいきつぎをわすれて
おだやかな あさを むかえられたら
きっと おきであおう

ふたり あさまでいきつぎをわすれて
きみのこと みんな わすれたときに
そらは ひかりあふれ

いまは しばらくいきつぎをわすれて
あかるい みなもに むかうときに
きっと てをさがしてしまう

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  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

息継ぎ

"ふたり、朝まで息継ぎを忘れて。"

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投稿日:2020/03/20 11:00:06

文字数:868文字

カテゴリ:歌詞

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