綺麗なものを 汚してゆく
何時からか それは当たり前
どんな些細なことでさえ
果てしなく 斬り捨てる
何時の間にか一色になっていた
二色に染めることは出来なくて
分離する
貴方が望むのなら今宵
白銀を紅に染めゆく
決して振り向きはしない
前へと進むだけ
月明かり 眩くて
刹那に 揺らぐこの気持ち
忙しない 鼓動が邪魔をする
満月は 朧へと
限り無く焦燥が押し寄せる
透明で澄んだ眼差し
写るものは何もない
ただ虚ろに流れゆくままに
貴方が望むのなら 今宵
堕ちる処まで堕ちてみせませう
嗚呼 もう戻れぬ
雑ざり合う 雫
嗚呼 穏やかに
雑ざり合った 心
貴方が望むのなら今宵
白銀を紅に染めゆく
決して振り向きはしない
前へと進むだけ
貴方の為に…
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