暗闇に揺れる桜
広くて深いこの空のもと
わたしは明日も生きてゆく

なぜだろう
涙がひとすじ
長かった時間がいま
終わってしまうから

今日は満月だから
こんなにも寂しい
光に照らされた桜
舞い散る花びらさえ
どこか切なくて

明日あの紙を受け取り
制服を脱ぐ

つらかったこと
悲しかったこと
あるけれど
今はただ
ありがとうあふれてく

ひとの一生の
いちばん輝くこの時を
この場所で
あなたと過ごせて幸せだった

ぶつかったり
叱ってくれたり
慰めあったり
あなたとできて幸せだった

離れてしまうけれど
きっと忘れない

風が吹いたら思い出すよ
並んで歩いたこと
雨が降ったら思い出すよ
きみと泣いたこと
ただただ、笑いあったこと

時間(とき)が経てば
忘れてしまうような小さなことも
その瞬間(とき)のわたしたちには
大きな総てだったよね

手を伸ばして
掴もうともがいたもの
無くしてしまったもの
そうして得たもの
忘れないで

後悔したことも総て
あなただから
良かったと
いつかそう思える日が
きっとくるから

また逢おう
例えば30年後
おんなじように笑いたい
今日の日を話したい
その間に積み重ねたものも‥

だから、忘れないでね

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卒業

卒業式の前日の心境を
描いた歌詞です。

曲をつけて頂けると嬉しいです。
創りにくい場合の
詩の変更はもちろん構いません!
AメロBメロ、サビなどの
分け方は委託致します。

閲覧数:16

投稿日:2010/11/28 19:31:23

文字数:526文字

カテゴリ:歌詞

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