明日の朝始発で帰るから此処に泊めてよ
くるり丸まって僕は寝転んだ
困るやめろどけよと君が蹴るけど
襲い来る睡魔に勝てやしない

もうこれで何度目だ
アルコール香らせて来るのは
女物の香水のにおいに噎せ返る私
寝てるときはこんなにも無邪気でいるのに
起きたら人を泣かせてばかり

気づいてるの？本当は？
私がずっと君を
ダメね言わないこれはずっと
仕舞っておくの
待って待ってちゃんと水飲んでから寝てよ
起きたときに少し楽でいなさい

明日の朝たぶんね寝坊して此処で朝食
くるり丸まって僕は微笑んだ
君が渡すコップと君の表情
本当は全部見てるのです

もうこれで何度目だ
ぐずる君を宥めて連れるのは
女物の香水のにおいに噎せ返る私
二人きりで色気も無い　自覚してしまう
寝てても人を泣かせてばかり

気づいてほしい本当は
私は今も君を
ダメね言わないこれは今も
仕舞っておくの
いいよもう勝手に寝て早く起きて出てけ
起きたときに何も望み残すな

目が覚めたら君がそこにいて泣いた