すぐ怒るあの子も
口先だけのその子も
皆死んでしまえばいい
そんな汚い言葉を
大声で叫んだ君は
とても綺麗で
僕は言葉を失う

離れようと思ったって
忘れようと思ったって
君の存在は大きすぎて
『君』を消したらきっと
僕の心はからっぽだ

毒吐いて睨んで唾吐いて
嫌われてる方が自由だ
なんて君は言うけど
僕の側にいてくれる
気付いてるよ
不器用な優しさ

すぐ逃げるあの子も
その場だけのその子も
皆死んでしまえばいい
そんな汚い言葉で
罵ってみても君は
とても綺麗で
僕は呼吸を忘れる

抱きたいと思ったって
捕まえたいと思ったって
君の存在は儚すぎて
手を伸ばしてもきっと
掴めるものはからっぽだ

毒吐いて睨んで唾吐いて
嫌われてる方が自由だ
なんて君は言うけど
僕の側にいてくれる
感じてるよ
不自然な愛しさ

すぐ怒るあの子も
口先だけのその子も
皆死んでしまったら
とても見えっ張りで
不器用な優しい君は
一人で泣くんだろう
だから僕は
涙見えないように
君の事抱きしめるよ