(a)
くすんだ濃い藍色のガラス玉が、
ぶつかり合い、砕けて飛び散った。
破片は色を変え、
黒になって、誰かを傷付けた。

(a2)
マリンブルーの透明な海が、
ゆらゆら、揺れ、さまざまな色を映した。
飛沫は頬を伝って、
涙と錯覚させ、憂鬱にさせた。

(b)
早朝の空は薄水色をして、
アスファルトの蟻は、僕等を見上げているけど、
神か悪魔か、どちらに見えているのだろう。
それとも、ただの人か。

(s)
あの広大な、コバルトブルーの空を、
深く、深く潜って
果ての無い色を、深空から眺めるんだ
空の潜り方を教えてくれよ、深海の魚達。


(a3)
首に付けた、アクアマリンが、
輝きを失ってしまった。
鮮やかな色がまた、
鈍い色に、変わってしまった。

(a4)
夕暮れの飛び交う、雪虫達が、
行き場を無くして地面に落ちた。
溜まった虫達は、
死骸になって、色を無くした。

(s)
あの広大な、コバルトブルーの空を、
深く、深く潜って
果ての無い色を、深空から眺めるんだ
空の潜り方を教えてくれよ、深海の魚達。

(もしも数億年の月日がたって
この世界の全ての物が
灰や塵や砂になって
空も海も地面も無くなって
赤や青や緑や黄色や白や黒が
無くなったのならば
きっと僕等は自分の色さえ忘れてしまうのだろう)

(c)
暗くて、赤くて、青い空を僕は泳げるだろうか。
泳ぎ方は、遠い昔に忘れてしまったけど。

(s2)
あの広大な、コバルトブルーの空を、
深く、深く潜って
果ての無い色を、深空から眺めるんだ
潜り方なんて、僕には分からないけど
色を捜すのは得意だから、
僕は空を、深く、深く、深く潜る。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

深い空

深空は造語で、雪虫は北海道にいる白い羽虫です。
よろしくお願いします。

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投稿日:2012/02/22 15:24:34

文字数:706文字

カテゴリ:歌詞

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