通い慣れた道を歩きながら
少しずつ変わる街並みにさえ
置いてきぼりを感じて足を止める
この長い時代(とき)の中の偶然でも
すれちがう人はすれちがったままだけど
理由も意味さえもわからずに
いつか同じ景色(そら)を見ていたのかな
そんな想いもかき消されていった
通りすがりの人の群れは
まるで見えない糸が千切れそうになる痛みも
感じてないようなふりしてる
ちがう世界(そら)に映る人影は…
いつか同じ景色を見ていたのは
過ぎ去ったちがう世界に映る人影も自分だ
通い慣れた道を眺めながら
少しずつ変わる街並みのなかを
立ち止まって進まなかっただけだ
現在(いま)からの時間(とき)を歩みだそう
すれちがう人はすれちがったままだけど
理由も意味もなくとも行こう
00:00 / 05:04
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想