もっと幼い頃はさ 眠りにつくのも簡単で
汚れきれない心に縋っているんだ 明日を待つ術も解らない僕は
 
隣室の2000Hz 積み木の家で目を醒ます  
さすがにここまで御陀仏 へばって祈って埃を吸う

ほたえ死んだテディベアと仲良く 無愛想な赤いジャック
猫も杓子も僕を嗤っている
「誰もあんたを見ちゃないよ」 それはそれで悲しいから
 
メーデー おもちゃ箱へ 黝も 躁も 片付けて
冷静になって 綿も螺子もない腹の中 
僕は何を吐き出すの また殻を厚くしてしまうよ

てんでもらえぬ花丸 眠たい計算ドリル
新品の卓上ランプ 甘ったるい星屑を飲む 
 
読み潰した童話飽和 いわく付きドールハウス
エゴもさしずめ僕と並んでいるんだ
「もうちょっと気楽に行こうぜ」 僕に投げられた匙は

メーデー おもちゃ箱へ 華も 虚も 詰め入れて
いつも独り痛い頭でさ 僕は 何を抱えるの また殻を厚くしてしまうよ

助けを呼んでも喉はもたない 雑多な箱の中胸焼けしそうだ
いたいけな子供じゃいけないの おほしさまも詭弁答弁さ

待ってよ待ってよ留めていて
青二才の自惚れは静かに溶けていく

メーデー おもちゃ箱で 菓子や 瑕疵は おかしくなって
きっと助けは来ないね そんなこと知っていたから  

弁明 遊ぼうよ僕らでここらで
玩具になるまで目眩く
みんなに愛してもらうために

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

メープルナーサリー 歌詞

閲覧数:57

投稿日:2020/04/10 18:37:27

文字数:585文字

カテゴリ:歌詞

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