僅かもでも反らせない
瞳へと映すだけ
煌々と消えぬ火を
灯して
悲しまず嘆かずに
済むように消し去って
眠りへと暖かく
包んで
私ここで 一人きりで
表情無く捕らわれている
楽しさだけ優しさだけ
取り憑かれて
描き続ける
声震わせて名を呼ぶ
涙が溢れ零れる
あなたは遠く見えない
どうか照らして
私のことを
焼き付いて離れない
瞳へと飲み込まれ
爽やかな光風を
吹かせて
脅えずに怯まずに
済むように消し去って
眠りへと柔らかく
包んで
あの物音あの咆哮
一人隠れ耳を塞ぐ
信じてみて描き出して
望むままのあの景色を
夢中で掻き集めて
涙は流れ止まない
あなたの影を探して
今日を生きるの
光求めて
僅かもでも反らせない
瞳へと映すだけ
煌々と消えぬ火を
灯して
悲しまず嘆かずに
済むように消し去って
眠りへと暖かく
包んで
焼き付いて離れない
瞳へと飲み込まれ
爽やかな光風を
吹かせて
脅えずに怯まずに
済むように取り去って
眠りへと柔らかく
包んで
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