一人の少年の命を代価が戦争に終止符を。
某国家の戦争を撮影しに行ったカメラマン『宏信 敦』が撮って来た一枚の写真。
そこには19歳の少年が映っていた。
彼はカメラマンと同じ言語を話せると言う事で、宏信さんの案内役兼ボディーガードを務めていた。
しかし、偶然にも彼等が乗っていた車が戦争地区に入り込んでしまい。
数日間そこで過ごすことに、朝の目覚まし時計はいつも手榴弾の爆発音で、夜は交代交代で寝る事に。
ある朝、少年がいつも身に付けていたネックレスを宏信さんに見せました。
少年は恥ずかしそうに『これは、僕が片思いしている女性です。残念ながら彼女は結婚していて、今でもその彼と楽しく過ごしてると思います』
宏信さんは最初、彼がどうしてそんな事を言いだしたのか分かりませんでした。
その後に少年が続けて言った言葉が『僕の夢はですね、作詞家だったんですよ。でも、今はこの戦争を終わらせることが僕の夢です』
少年がいつも口ずさんで居た歌がありました。その歌は日本語で時々その国の言語も混ざっていたけど、内容は『人間で奪い会うのは悲しい』と言った感じでした。
少年はその後、こう続けました『僕がこの戦争を終わらせたら、宏信さんと一緒に日本に行きたいです』
その少年は泣きながら、宏信さんにネックレスに入ってる女性の写真を見せ。
強く、ネックレスを握りました。
少年は立つち上がり、戦争地区で一番撃ち合いの酷いエリアに行きました。
最初は、敵兵も味方兵もなぜ銃を持たない者がそこに立っていたのか分からず。ただ見ることしかしませんでした。
少年は敵兵と味方兵の中央あたりで足を止め、いつも口ずさんでいた歌を歌いました。
歌い終えると、握っていたネックレスを天に掲げ『I LOVE YOU』と叫びました
それでも、残酷ながらも彼は敵の狙撃兵に撃たれ他界。
その後、宏信さんは少年の最期を移した写真を持ち帰り。新聞に載せました。
それが各国に広まり。人々が涙し、少年の国で起きていた戦争に対し各国で抗議が行われ、戦争に終止符を打ちました。
少年の最後の姿は、両手を開き、まるで『殺人者よ殺せ』と言わんとしてる姿でした。
そして、皮肉にも。少年が作った歌詞は彼の他界後に曲として出され、ヒットを飾った
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