夏に閉じ込められ
言葉は剥がれて
八月の末の
冷たい夜に

包まれた歌と
気だるい息と
花火の香りと
滴る音と


君が流した涙で
今日も月は綺麗だ
窓の隙間を広げて
瞼に光る


雨に佇む
君に傘を
差したいだけ

ただそれだけ
ただそれだけ
ただそれだけの恋の歌



秋に向かう日々に
景色は殺され
液晶画面は
蛍の模倣

投げ出す肢体と
燻る(くゆる)視界と
ぼやける思考と
ずれた理想と


君を思えば思うほど
脆い自分に気付いて
前髪を切り落とした
怯えるナイフ




雨に佇む
君に傘を
差したいだけ

綺麗に佇む
君に傘を
差したいだけ

ただそれだけ
ただそれだけ
ただそれだけの恋の歌

ただそれだけ
ただそれだけ
ただそれだけで恋の歌

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

夏に閉じ込められる

こちら(http://www.nicovideo.jp/watch/sm24521269)の歌詞です。

閲覧数:222

投稿日:2014/09/21 23:12:13

文字数:329文字

カテゴリ:歌詞

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