アブセンティー / v_flower


一瞬にしてバラバラになった
長い長いさよならに
見せかけの慈悲なんて要らない
大口叩いてガラガラになった
暗い暗い箱庭に
穢れた名を馳せるだけだった

お粗末な 結末だ
君にはお似合いだろう
蝕んだ光が牙を剥く
その僅か 悦だとか
エゴに苛まれてる
味を知って確と吟味していた

ただ足掻いても まだ夢に見る
主役不在のパーティータイム
素敵だね 総て人の所為にして
もう誰も彼も
救えやしないところまで
堕ちてしまっていた
信じていたのが
間違いだったのだろうか


雑踏の中 只々 穿った
深い深い暗闇に
差し伸べた手を払うアイロニー

繕う気なんてさらさらなかった
昔々の記憶は
歯痒い物語に終わった

たった一つのことすら
理解できなくなっていた
蝕んだ光も消えていく
違和を知って 輪廻から脱せない
嗚呼

ただ騒いでも まだ終わらない
主役不在のパーティータイム
素敵だね 総て帰路の体にして
もう誰も彼も見向きもしない
火の灯りも疾うに去っていた
禁じていたのが間違いだったのだろうか


「待って、行かないで」
何度目の台詞だろう
残された出席者(アテンディー)は尻拭い
お粗末な脚色だ
贅沢を味方にして


お粗末な結末だ
君にはお似合いだよ
素敵だね 総て人の所為にして
もう誰も彼も
救えやしないところまで
堕ちてしまっていた
信じていたのが
間違いだったのだろう

再開しよう奈落のパーティーを

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

アブセンティー / flower (歌詞)

歌詞です。

閲覧数:1,662

投稿日:2021/10/17 14:48:21

文字数:630文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました