[A1]
流れてく 雲と あの日の記憶たち
瞳閉じると 浮かぶ 砂の時計
逆さまに すると 心は箱の中
もう少しだけ 時を 戻さないで
[B1]
頬を撫でる風 過去か今か どちらのものか分からず
僕はただ立ちつくしたまま
懐かしい匂い 僕のことを 呼んでるような気がした
だけど何故か足は進まない
[S]
もうそろそろ戻ら なきゃ 分かってはいるんだ
この 中の砂が 落ちる前に
時を刻む音が やけに切なく聞こえる
けど 大切な 人が待っている
あの場所へ
[A2]
窓のない 部屋で 外の夢を見てる
そんな気分に 僕は 溶かされそう
安全な 世界 心地よいこの場所
喜怒と哀楽の 日々は 流れるだけ
[B2]
更新されない 君の笑顔 こんなにもワンパターン
僕の役目は果たされない
胸に募ってく 黒い靄が 砂時計を包み込む
「よろしくね」と一言 言った
[S]
もうそろそろ戻ら なきゃ 分かってはいるんだ
この 中の砂が 落ちる前に
時を刻む音が やけに切なく聞こえる
けど 大切な 人が待っている
あの場所へ
[C]
柔らかな陽 僕を 照らし目覚めさせた
揺れる草が 君に 重なって
胸が鳴る
[S]
もう起きないのかと思ったよ 君が言った
今 ここに生きる 今の僕が
必要とされてる
大袈裟な気もしたけど そう思ったよ
君へと伝える ありがとう
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