午後六時半 日は沈み
一人の家路 変わらない日々
深まる宵闇 西の空
孤独に浮かぶ 三日月を見た
仄暗く赤い円弧の星よ
刃のように鋭い姿の
その切っ先で退屈を切り裂いてくれ
明るくなくていい
綺麗じゃなくていい
誰からも愛され崇められる
満月じゃなくていい
血のように赤く
刃のように鈍い
僕の8%を取り戻す
光であってくれ
青く澄み渡る 昼下がり
遠い喧騒 変わらない日々
嘘のような空 照る日差し
孤高に浮かぶ 三日月を見た
幽遠に白き円弧の星よ
溶けゆくような微かな姿の
その儚さで世界から連れ去ってくれ
明るくなくていい
気付かれなくていい
誰かに光と熱を与える
太陽じゃなくていい
雪のように白く
夢のように虚しい
僕の失った青春を埋める
静寂(しじま)であってくれ
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想