ステージの上では　きらめいてる私
だけど本当は　偽りの自分

けだるい音楽と　淡いスポットライト
むせるタバコの　煙の中で踊るの

キミには　こんな私　見せられない　絶対に
笑顔の影で　涙がホロホロあふれてくる

裸のお姉さん　心細いよ　暖めて欲しい
生まれたばかりの　子猫のように
震えながら　眠るの

昼間の私には　夢と希望があるの
ちょっと貧乏な　女優のタマゴ

社会が悪いとか　時代が違うとか
そんなのただの　言い訳でしかないでしょう

世の中　綺麗ごとじゃ　片付かない　こともある
わかってるけど　心がシクシク痛み出すの

裸のお姉さん　ひとりの夜は　キミに会いたいよ
光に包まれ　笑顔で目覚める
その時まで　おやすみ