飛べないと悔やんだあの子は
私の台詞を纏って
「まだ、まだ、やれる」と口にし
最期の記憶を創った 嗚呼

電車が走る午前4時
あの子はまだまだ目覚めなくて
子供がはしゃぐ午前9時
それでもただただ眠ったまま

始まりと夢の平行線
そして
終わらないあの子の悪無

留まることを知らない私を
置き去りにして
留まりたいと願ったあの子は
死会わせになった
「はじめからそういうことなんでしょ?」
三日月嗤った
「馬鹿なこともほどほどにしないと」
お前に何がわかる

さよならと言わずにあの子は
「またね」と微笑み叫んだ
なんにも知らずに私は
「またね」と合図を送った 嗚呼

その笑顔その合図その後ろ姿を
間違えることもなく私が抱きしめたなら
愛情も友情も感情もすべて飛び越えて
あの子の仮面の後ろを引き止められたはずなのに

歩道を歩く午後6時
あの子の思い出抱えたまま
車道を想う午後10時
ライトが綺麗で手を伸ばした

気付けば朝の午前5時
真っ白な部屋で私は起きた
家族が泣いた午前9時
あの子が私に「元気でね」と

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あの子の翼は折れていた

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投稿日:2013/08/14 22:35:18

文字数:459文字

カテゴリ:歌詞

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