A1
間違い探しの 迷路(めいろ)から抜け出した 目にしたもの
何もない場所 ただ真っ白な世界
カラの箱の中 冷たい風が鳴いた
懐かしさが 遠い過去では ないと知った
S1
この先の道は僕らが
つくりあげなくてはいけないと
夢の中で言ってた 君の声が反復(はんぷく)
選択の日々とは違うと
心の何処かで気付いた
転んでは起き上がり泣いてる
そんな僕の姿が 浮かんできた
足がすくんだ午後
A2
積み木の世界へ 送り出されたこの日 怯(おび)えた目が
鏡の中の 僕を捉(とら)えていたよ
色のない形 感触(かんしょく)が冷たくて
手で包(つつ)んで そっと温め 熱を生(う)んだ
S2
貴方(あなた)なら大丈夫だと
そんな言葉(ことば)が頭に浮かぶ
君は今どこにいる
僕と同じ世界か 別の色を持った所(ところ)か
ああ 答えは聞かなくても
知っているような気がしたんだ
君の笑顔が映(うつ)る 瞼(まぶた)を開け
上(うえ)を見上げてみる
空さえもないなんて これはきっと
大変(たいへん)だと笑う
A3
間違い探しの日を抜けてこの世界
君に見せる その時までに
色鮮(いろあざ)やかに描(えが)こう
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