君がいれば
s
あとひとつを 願えないまま
結べないで 迷うだけの手のひら
ただ幽かに ただ曖昧に
そして、色褪せてくー
a
同じ 景色を 確かに 映した
同じ 世界を 確かに 残してた
b
ありふれた言葉 交わしては
退屈な日々に 撫で下ろした
それで良かったのは 本心(わがまま)だ
s
あとひとつを 望めないから
昨日までと 変わらないままの距離
その心に 触れていたかった
君が、見えなくなるー
a
いつか ふたりで 揃えた 歩幅が
擦れて 危うさ 脆さに 気づいても
b
簡単に届けることよりも
嫌われない 自分になりたくて
また遠巻きに 君を 想った
s
あと1歩を 踏み出せないから
君の横顔(かお)が 隣で少し曇る
きっとここで 何かが終わる
そんな、予感がするー
c
あとひとつ、触れていれば
何かを、変えていれば
君がいれば、君さえいれば……
s
もう隣に 君はいなくて
サヨナラの足跡だけが霞んで
何度目だろう 空っぽの手を
ひとりで結ぶのはー
s
またひとつの 痛み重ねて
欲張れない弱さを抱えるんだ
宛てたかった 君への言葉
ずっと、探しているー
そして、色褪せてくー
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