また同じ月浮かぶ
黒い光射す場所で揺蕩う
微睡んだ儘で廻る
泡沫の夢の中
ひら ひら ひら 花びらを追いかけて
飛び立つ鳥に問いかける「何処へ行くの?」
したたる雪解け水流れゆく場所にそっと
名も無きその花は咲いた
幸ふ風に乗り舞い踊る花の雨
蒼天の虚ろな空を満たしていく
私も手を伸ばしてみたけど触れられなくて
消えていくんだ 徒になるんだ
今更
あの日の朽ち果てた揺り籠で眠りゆく
透明な花弁の香りに包まれて
灰塵に混ざった声がまだ私を呼んでる
もう一度だけ目を覚ます為
芽吹いた
風に散り吹き荒れる春疾風
真っ白な欠片をすべて手放していく
千年の時を越えた今でも憶えているよ
そしたらきっとまた逢えるから
さよなら
コメント0
関連動画0
歌詞設定作品1
ご意見・ご感想