
A
雪にありあまる吐息 愛おしくて
指先澄ましてみせた好意
B
ヒトゴミに灰が積もりゆく
惑星並んでガラクタな愛をかたる
惰性的で憎愛らしい
ふたりのなまえを憶えてるの
C
目色みたいに雪崩れ混んで
空洞な瞳 未知足りる
螺旋情色めいて 酸素を少なくして
浮遊してる答えもなでてなぞるの
S
足跡踏み荒らされる
吐き出したごめんね
心と心臓が離れていく
離別した目線
幽霊船に乗り込み子供戻る
大人びたあの頃このまま
A
空気にありふれる吐息 いと惜しくて
首筋済ましてみせた厚意
B
ヒト型に肯定(ハイ)が埋まりゆく
拡声孕んでボロクズな悔(カイ)を晴らす
罵声的で哀説らしい
ふたりのこたえを差していくの
C
非望みたいに紛れ込んで
口付けた慕い 息絶える
下弦上解きめいて 理性を切なくして
落下してるヒトヒを抱いて曇るの
S
哀惜喰い曝される
吐き出せたごめんね
正義と正しさが離れていく
理外した目線
幽霊船に乗り込み子供戻る
大人びたあの頃このまま
D
壊れた理解 銀世界
熱を失う 在り方 生まれた
消えてしまえばいい
無垢な勇気に染められる
もういいかいとこたえるまで
LS
足跡踏み荒らされる
吐き出したごめんね
心と心臓が離れていく
離別した目線
幽霊船に乗り込み子供戻る
大人びたあの頃このまま
ふたりのことば あの頃 このまま
00:00 / 03:40
クリップボードにコピーしました


ご意見・ご感想