外に出る午前0時
いない筈の君がいるような気がした
望遠鏡覗いて星探したあの頃に戻りたいよ
どこからか聞こえてきた
「お前は一体どうしたいんだよ?」
突き刺さった一本の矢は僕が放った言の葉で
耳を塞ぎたい
何も見たくない
閉じ籠りたいのに
しっかり聞け
しっかり見ろ
許さないのもまた僕で
「もう、歩けない」と手を伸ばしたいのに
引き起こしてくれた君は既に居なくて
僕を置いて
ただ一人きり手の届かない場所へ行って
帰る予定も未定、安定なんてなくて
それでも歩き続けるんだ
未来へ
外に出る午前0時
何となくだけど空を見たくなった
もう一度望遠鏡覗いたら北のオレンジ
もう一人の僕が囁く
「ホントはもう解ってたんだろ?」
温かいその色に泣きたい僕がそこにいたんだ
沈んでしまおう
眠ってしまおう
閉じ籠りたいのに
引き上げるのは
揺り起こすのは
流星の日の君の願い
「前を向いてよ」と君は言ってたのに
未だに自分で付けた傷を引きずって
星に願う
それが今に叶う訳じゃないけど
願わずにはいられない
嗚呼流れ星、叶えて欲しい
笑顔での再会を
「もう、歩けない」と手を伸ばしたいのに
引き起こしてくれた君は既に居なくて
僕を置いて
ただ一人きり手の届かない場所へ行って
帰る予定も未定、安定なんかなくて
それでも歩き続けるんだ
未来へ
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