はーるがきーた♪

はーるがきーた♪

どーこーにーーきたーーー♪

\ワッショイ♪/

モテ男にきーた♪

二枚目にきーた♪

オーレーにーーはこなーーーい♪




「 何でだよォォォォォォォ!!! 」




(*'ω'*)しっとっぽ!!(*'ω'*)

イケメンが朝起き鏡を見ると
目の覚めるようなイケメンがいるが
オレが朝起き鏡を見ても
寝ぼけ眼の不細工 目が3 寝癖を直せず苦戦中

イケメンだったら神田さんにも
笑顔で挨拶 隣で受講
挙げ句はデートに誘えるかもとか
フツメンに満たぬオレはニヤニヤ妄想するしかないというのに

イケメンなんかはコンビニ行くと
数字が書かれた箱買うらしいが
オレがコンビニで箱っていったら
『TOPPO』か『募金』か『Amazon』しかない

イケメンがラブホで彼女とイチャコラ
最後までチ○コたっぷりしてるだろう頃
オレは路上でOLさん見て
惨めにTOPPOするしかできない



「 ここでの TOPPO とは、『超・大きな・パイ・パイに・おっき』の頭文字を指す 」



(*'ω'*)しっとっぽ!!(*'ω'*)

ああ イケメンっていいよな
羨ましいな

イケメン達に比肩したけりゃ
金 身長 家 性格 肩書き
高級車 将来性等いるけど
イケメンこそがそれらを持ってる つまりモテる モテまくる

そう イケメンなんぞが生きてるばかりに
少子化対策進まないのだ!

イケメン共を未来永劫 もしも呪えるのであれば
こんな命のひとつやふたつ 捨てても構わない!!

よし 五寸釘!!!


T君!(カーン!)

O君!(カンカン!!)

G君!(ガンガン!!!)

園田!(ガンガンガンガン!!!!)



(*'ω'*)しっとっぽ!!(*'ω'*)

イケメンが街を歩いてる女の子に
ナンパし住所聞いてる最中
オレは模様を遠巻きに眺め
イケメンに呪詛を唱える他にすることがない

イケメンが甘え いい太股した
年上美人の素敵な彼女に
膝枕なんてしてもらってる頃
オレは石に口漱ぎて流れに枕す

イケメンなんぞが呼吸でもすると
空気清浄機より感謝され
オレが呼吸でもしようものなら
CO2増 迷惑がられる なんて苛辣な現実

イケメンであれば同居の親に
デート代ネダりも許されるのに
回収されたお年玉 再回収するべくオレがネゴると
家族一同指さし嘲りここぞとばかりにドン引き



「 くそぅ、こうなりゃヤケだ!!

世の中のイケメン共にテロ起こしてやる!!! 」



(*'ω'*)しっとっぽ!!(*'ω'*)



『──どうした? 高橋。

俺の靴にシャーペンの芯なんて入れて。』

「さ……斉藤……!!!」

『なんだ、顔色悪いぞ?

元気ないみたいだな。』

「いいいひえそそしょんなことゎqwせdrftgyふじこlp」

『……悩みがあるなら、相談してくれよ?

昼飯、クロワッサンおごるからさ!』



「 …………//// 」



(*'ω'*)とぅんくっぽ!!(*'ω'*)

ああ イケメンっていいよな
すんばらすぃーな

イケメンすなわち地軸 大気圏
水 重力 石油 電気
スマホ 太陽 猫 日々の食糧
紛うことなきエッセンシャルヒューマン
イケメンなくしてこの世界なし

そう 自転、公転、地動説より
モアモアモアインポータント!

イケメン様が喜ぶものなら
こんなケツのひとつやふたつ 掘られて構わない!!

ソー ファックミー!!!



ピロリロリンピロリロリン(着信音)


『ごめん、電話──』

「おう、出ろよ!!
気にすんな!!」

『悪い……!

──もしもし?』

「♪~」

『……え?

デート? 今から?』

「 」



プーーーーーーーー……(心肺停止)



(*'ω'*)しっとっぽ!!(*'ω'*)



『急に言われても……

こっちだって大事な話──』

「……イーヨサイトウ。
イッテクレヨ。
オレ、ダイジョーブダカラ。」

『えっ でも──』

「イーヨ イーカラ イーッテバ。
イーンダヨホントニ。
オネガイシマスカラ。」

『そ、そうか……?

……悪い。
今度、埋め合わせするから──!!』

「ハーイ。 バイバーイ。

ゴートゥーヘーーール。」



(*'ω'*)しっとっぽ!!(*'ω'*)

ああ イケメンってあかんわ
イケメン ダメ、ゼッタイ。

イケメンそれは諸悪の根元
飢餓 貧困 病 紛争
人種差別 格差 猫背 近眼 犯罪
その他あらゆるエトセトラ不幸
原因ヤツらにあるに決まってる

そう 自分中心 不愉快メーカー
己一人がイージー人生!

イケメンなんか心の底から 憎悪・嫌悪・怨恨・ヘイト
でもオレ小言をひとつやふたつ ぼやかせてほしい!!

「 頼む、神様!!! 」




「 ……来世はオレも……


……イケメンにしてください…… 」




(*'ω'*)しっとっぽ!!(*'ω'*)
(*'ω'*)しっとっぽ!!(*'ω'*)
(*'ω'*)しっとっしっとっしっとっぽ!!(*'ω'*)

(*'ω'*)しっとっぽ!!(*'ω'*)
(*'ω'*)しっとっぽ!!(*'ω'*)
(*'ω'*)しっとっしっとっしっとっぽ!!(*'ω'*)

(*'ω'*)しっとっぽ!!(*'ω'*)
(*'ω'*)しっとっぽ!!(*'ω'*)
(*'ω'*)しっとっしっとっしっとっぽ!!(*'ω'*)

(*'ω'*)しっとっぽ!!(*'ω'*)
(*'ω'*)しっとっぽ!!(*'ω'*)
(*'ω'*)しっとっしっとっしっとっしっとっ──!!(*'ω'*)




はーるがきーた…

はーるがきーた…

どーこーにーーきたーーー…

\ワッショイ…/

斉藤にきーた…

神田(旧姓)さんにきーた…

オーレーにーーはこなーーーい…




「 死んでやるゥゥゥゥゥゥゥ!!! 」




(*'ω'*)しっとっぽ!!(*'ω'*)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

(*'ω'*)しっとっぽ!!(*'ω'*)

勢いでやってしまった。

来世はクロワッサンの両端の一番外側の層になりたい。

閲覧数:131

投稿日:2016/06/30 18:06:59

文字数:2,492文字

カテゴリ:歌詞

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