空の海
曲・詞:イチダヨウ
歌:ふりゅね


水に漂う 感情と 憧憬たちが
揺らぎ ふわり 手をすり抜けていって
いつかそれを追いかけるのも億劫になって
僕は いつも その先に行けないな
これからも

空の水槽の ガラスの向こうを
見つめて 離れて
また諦めている

このまま こうして こうして 僕は沈んでいくんだろう
錆びた心を放して流してしまったの
それなら 道理で 道理で 息が苦しくないんだろう
鈍っていく感性を静観したんだろう


空に溺れる まどろみと 情熱たちが
霧に ふわり 溢れて消えていって
抜け殻になったその後もまたルーチンで
僕は 明日も 期待をするんだな
これからも

虚しい楽観と 重たい劣等感
見つめて 見つめて
目を逸らさないで


空の高層が 海底の透明が
囁く 指差す
「諦めちゃうんだね」


それなら どうして どうして 僕は浮かんでいるんだろう
目を閉じたまま埋もれたままでもいいだろう
そしてビルの波間に乗って流れ着いた先
モラトリアムと一緒に消えたら楽だな

それでも こうして こうして 日々を繋いでいるんだろう
朝の涼しい風に当てられてしまったの
そして苦しいくらいに夢が愛おしくなったよ
身体を起こして掬って照らしてみたいんだよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

空の海 / イチダヨウ feat.ふりゅね (歌詞)

空の海の歌詞です。

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投稿日:2021/10/23 21:55:46

文字数:541文字

カテゴリ:歌詞

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