幽明の境立ち尽くし
一枚の病葉落ち
啓明閃く東雲に
流す涕硝子に映える
嗚呼愛しき君なれば
私の孤独を癒し賜ふ
この身裂くような
哀しみは彼方へ
懐かしの香り
触れて伝わる温もりは
いつかの幻
深くお眠りなさい
君へ捧ぐ紅い枕花
憂愁に閉ざす心残し
静寂に包まれた部屋
藍の掩蓋に抱かれて
過ぎる刻のインソムニア
嗚呼麗しき君なれば
この功徳も華となろう
僅か漂う
残像は此方に
宙の星々
旭陽満ちて翳り
惑いの御霊
導きは何処へ
送り火潜る黄色い揚羽蝶
嗚呼気高き君なれば
その慎独を護り賜ふ
私も今誓おう
涕無き明日を
春風馨る
冷たい大地に沈む
小さな現実
安らかにお眠りなさい
懐かしの記憶
どうか無くさぬように
光明の夢現
夢路でまた会いましょう
君へ捧ぐ別離の鎮魂歌
コメント0
関連する動画0
ご意見・ご感想