骸(むくろ)を抱(いだ)き生きてゆく、
この道の果てを見ずにゆく
君に届かぬ歌ならば、
歌う意味など欠片もなかろ

棺(ひつぎ)を背負い歩きゆく、
足跡の数を知らずゆく
誰に捧げる祈りなら、
跪く価値が生まれよう


何より尊く愛しいものが、
正しく在ると信じたままの
君は幸せだったろう、
どんなに幸せだったろう

不変である筈だった世界の、
死と病みの声を聞かないままの
君は幸せだったろう、
どんなに幸せだったろう


赦しを請う相手も最早あらず、
ただ僕は夜を彷徨うだけなのだ

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  • 非営利目的に限ります

終焉の後

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投稿日:2008/04/09 21:23:18

文字数:242文字

カテゴリ:歌詞

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