A青い自転車飛ばして
思い出に免疫を
赤い信号無視して
唐突に瞬きを

まだ深く まだ長く 根が張っている



A'淡いクリーム色した
セーターが染み付いて
コート着る気になれない
僕は弱虫なのか

また深く また長く ため息をつく



B春と呼ぶにはまだ暗く
冬と呼ぶにはまだ優しい
みたい



Sくるくると分からないまま
過ぎていった遥か春は
ひらひらと嫌になるほど
香る香り残していった

まだ少し 芳しい



A青い並木のT字路
左向きに曲がれば
遠い記憶が幾つか
過去へと変わるのかな



B晴れと呼ぶにはまだ暗く
雨と呼ぶにはまだ眩しい
期待



Sくるくると分からないまま
逃げていった遥か春は
きらきらと嫌になるほど
光る光残していった

まだ少し あたたかい



C明日の 今頃
僕は何してんのかな
明後日の 今頃
僕は笑ってんのかな

空転したペダル
背中を蹴った



Sくるくると分からないまま
過ぎていった遥か春は
ひらひらと嫌になるほど
香る香り残していって

春風の色に染まった
僕と君と 君と僕の
思い出を振り返りつつ
残る傷を癒していって

君の香り 掻き消していく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

春晴

はるはる と読みます。

思い出の場所を巡り、失恋の傷を癒やす。
余計傷付きそうで、私は絶対やりません。

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投稿日:2012/12/22 14:41:57

文字数:521文字

カテゴリ:歌詞

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