鳥の歌を聴いて、虫の声を聞いて、
花が咲いたとか、空が青いとか、
そんなことを話す。
君とはそれだけで良かったんだ。

だけどいつしか、僕の中に赤い花が咲いて、
それがとても小さく、ただ醜く思えてしまった。

ねぇ、コンスエロ!
どうか教えてくれないか。
こいつは何と言って、
どうしてここにいるんだ?
ねぇ、赤い花!
どうか枯れてはくれないか。
お前がそこにいると、
なぜだか苦しいんだ。


ある日風が吹いて、強い雨が降った。
あの花は枯れて、星も見えなくて、
僕は独りになった。
君はいつの間にかいなくなった。

そしていくつか、君のいない朝と夜が過ぎて、
あれがいかに綺麗で、愛しいかを解ってしまった。

ねぇ、赤い花!
どうか答えてくれないか。
お前は実を知って、
それでいて咲いたのかい?
ねぇ、コンスエロ!
どうか教えてくれないか。
どうして何も言わず。
僕が悪かったのかい?

ねぇ、コンスエロ!
どうか教えてくれないか。
こいつは何と言って、
どうしてここにいたんだ?
ねぇ、赤い花!
どうか咲いてはくれないか。
お前がここにいると、
なぜだか暖かいんだ。

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  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Consuelo【曲募集】

少年は失くして初めて、それの大切さに気づく。

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投稿日:2017/11/05 18:26:55

文字数:487文字

カテゴリ:歌詞

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