目を細めて見上げてる 白い校舎の壁
朝陽のきらめく下
いま駆け上がる
ハイスクール
フォーリン・ローリン・ラブ
左耳をふさぐための イヤホンが
青く光りながら春めく 歌をハミングに
あわせて落としたら ひろう キミの手のひらから はじまる恋とか
「すごい、偶然だ」とかとか
「俺もこれ好きなんだ」とかで
どうにかつながる妄想を つないだりつむいだりで
そんなの
二つ離れている席の ほおづえにはかなわない、うそだ!
ねえ、いま、こっち向いた?
見つめてるだけじゃだめね
ひらいたこのノートの未来 めがけて走り出す
踏み出した かかとの音 キミの後ろで ワン・ツー もう一歩
右の耳をふさぎたい うわさのせい
(制)服に 触れたかも知らないで どうせ君だって
やっぱり君だから こわせ このたまごの殻 はじけてみたいとか
「ねえ、帰り道いっしょだ!よかったら途中までさ…」
どうにかつなげた言葉が 音楽をすり抜けてく
このまま
少し驚いてるキミと 放課後に染まる交差点
ねえ、なぜ うなずいたの?
見つめてた息がとまる
夢みてたいこころの外 はじめて歩いてる
今? ここ! 響く 胸で
ひるがえるリボンは ハイスクール・タイ・ハート
シリアスなきもち チルなミュージックにのせて
まちがえられるし、こたえる
手わたしたい。落としたり、しないままで
ずるいかな どうか 届いて
キミの耳をふさぐラブソング
あたしが 聴いてきたの
あまい熱にうかれながら
目を細めて見上げてる 赤い君の頬のかげを
夕陽がいろどってゆく ふたりだけ残しながら
なんとか言ってよもう、とかね
たじろぐキミをみて
もう、今、揺れる 君の
前髪に指伸ばす ハイスクール・フローティン・ラブ
ローリン・フローティン
ゆずさんの曲にあてて書いた歌詞です。
https://piapro.jp/t/M-Qt
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