『泣き虫と異端』


【A】
 はぐれた絆創膏 泣いてまた泣いてって
 離れた合図で さようなら またさようなら

 夏風邪吐いてまた 泣いてまた泣いてって
 長引く言葉で さようなら ほらさようなら

【B】
 らら。早足猫が
 らら。歌を歌う
 らら。裸足の言葉が
 宙を舞う

【S】
 泣き虫ペンキ 剥げた跡
 見て見ぬふりね 塗りなおして
 痛んだ視線 弾んだ笑顔
 見て見ぬふりは 止めたのかしら


【A】
 はぐれた絆創膏 泣いてまた無いんだって
 剥がれた果てには ひとりで 取り残されて

【C】
 さようなら? さようなら
 もう一度だけ会わせてよ
 さようなら ほらさようなら
 もう二度と会えないよ
 ゴミ箱でひとり泣く

【S】
 泣くふり少女 こけた後
 見て見ぬふりね 手を伸ばして
 痛んだ空気 弾けた言葉
 見て見ぬふりで 愚かじゃないの
 泣き虫私 逃げた後
 見つからないのね 手足も出ない
 痛んだ私 はぐれて溶けた
 見て見ぬふりの 世界の一部に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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泣き虫と異端

普通じゃないのは異端。
異端を避けている内に、
世界に溶けて普通になる。

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投稿日:2012/05/27 01:07:54

文字数:445文字

カテゴリ:歌詞

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