飛んで行け　僕のこの想い
羽ばたいて　空の青を知る

君が立ち去ったその　椅子に座る淡い光
かすかに照らして　君の名を呼ぶように
静かに吹く風の音(ね)　愛しさと優しさを抱く
壊れそうなもの　でも大切な「ココロ」

見える　君の影
消える　僕の声

闇を切り　切なさが揺れる
夢を駆け　あの窓の向こう
遠くには　いつか聞いた音(おと)
近くには　君の笑い声
響く

僕が手を握りしめ　溢れ出た透き通る歌
今ならわかるよ　君が教えてくれた
揺らめく海の底に　祈りのような色がある
君の手をとって　共に未来を描く

灯る　「ココロ」の灯(ひ)
光る　「アイ」の色
深く　呼応する
君と　僕の歌声

行(ゆ)けるはず　今なら遠くへ
恋してた　あの地平の果て
彼方(かなた)には　いつか見た希望
この手には　優しい音色の
雫