※春はあけぼの 夏は夜
秋は夕暮れ 冬はつとめて

1.春は冷たくくらい季節を越せば
必ずやってくる 生命の息吹
また世界が色付きはじめる
新緑 桜 花々 鳥の鳴く声
春眠暁を覚えず なんとなく楽しい気持ち
街の優しい雰囲気 家までわざと遠回り 

夏は全てに活気が満ち溢れる
エネルギーが感じられる
そうかと思えば肌寒い夜
夏祭り 宿題 蜃気楼 恋
川 金魚 風鈴 新緑  
君と一緒にいられる喜び 虫たちの季節
アスファルトに映る濃い影 向日葵の黄

    ※

2.秋はノスタルジアを感じる季節
どうしてこんなにも懐かしいのか
街に溢れる暖色 夜に本を読む
お月見 すすき 綺麗な月 高い空
少し寂しくなった庭 もみじ
山はまた来年とサヨナラするために色づく
明るいお別れ 虫たちも家にこもる

冬は冬独特の匂いがする
鼻が寒さで冷たくて 冬の匂いがする
雪はケーキの上にかかっているパウダー
まるくふわふわした庭に積もる
雪だるま 焼き芋 こたつ 赤い鼻
コート 足跡 イルミネーション
頭や肩にかかったケーキのパウダー 

     ※
 
風情という心 めぐるめぐる季節
小さなことに心を打たれる 日本の心

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

シキ

日本の風流という言葉が大好きだ。
自然をみて、日々の生活中でいいなあと
思えるこのよろこび。

閲覧数:27

投稿日:2013/06/22 21:54:46

文字数:510文字

カテゴリ:歌詞

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