音のはじまり
ふるえるのどで
こたえて となえて

あなたを 追い越した
20回目の夜に

影を踏んでよ
いまでもぼくは
ふるえて とまれない

あなたの隣でとどまる水が後ろを引くよ

あがいてもがいて手を伸ばしてもいつまでたっても苦しいの
からめた足でほどいた舌でつないだ眼で
あなたはいつでも間違ってない

それでも 夜はおわる
20回目の夜は
めざめだ

あなたに雪いだ最後の水で幕を引くから

そうだ本当だったら立ち止まってない通りすがりのはずだったのに
からまる足でもつれた舌でとろけた眼で
「それでもここにいたい」と思ったのだ

あがいてもがいて手を伸ばしてもいつまでたっても苦しいから
からめた足もほどいた舌もつながる眼も
あなたはいつでも正しかったね

きっと運命じゃないあなたに告げた遅すぎたぼくだったから
正しい道も正しい欲も正しい愛も
そんなのもういらない と 思ったのだ

あなたにぜんぶあげたかった
あなたでぜんぶになりたかった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

そうして誰かの傷になって

この子の二十のお祝いに

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投稿日:2016/10/17 21:59:23

文字数:427文字

カテゴリ:歌詞

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