・・・貴方が、好きなのです。


人間は、どんどん贅沢になりますね。
最初は、貴方が見られるだけでよかったのに。

拝啓、と書いたまま、動くことのできない筆。
起こし言葉と結び言葉を、半紙の上で交差させて。


えぇ。・・・貴方が、好きなのです。

心を、塗りつぶしてしまいたい。
貴方を見るだけで、私が染まるべきでしょうか。
もう、誰にも見せられない日記帳。



貴方が、・・・好きなのです。


言うことなんて、できるわけがない。
貴方には、素敵なお方がいらっしゃるのでしょう?

私ごときが、その幸せを壊しては、・・・いけないと思うのです。
拝啓、とだけ書いた半紙を、真っ黒に塗って沈めました。


あぁ。・・・貴方を、愛しているのです。

心なんて、無くなってしまえばいいのに。
貴方に締め付けられて、私はもう、動けないのです。
もう、私には、見ることすら出来ない日記帳。



恋焦がれて、恋焦がれて、それでも、私は此処にいるのです。
気付いてください、気付いてください、私が此処にいることを。

それだけで、・・・私は幸せなのです。



心だけで、私は此処にいるのです。
貴方がそこに生きているから、いつかの可能性に期待をしているのです。
ぼろぼろになった、見られるのを待っている日記帳。


あぁ、・・・貴方を、愛していたのです。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

濡烏の恋

貴方が、好きなのです。


恋ってついてるだけで、前の作品とは全く関係ないです。
日本の、椿とか、雪うさぎとか、そんなイメージ。
解釈はいろいろある・・・かも。

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閲覧数:126

投稿日:2010/02/01 00:24:24

文字数:575文字

カテゴリ:歌詞

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