渇いた 空の青 無音の音楽に溺れ 今日も 僕は 耳を塞ぐ
つじつま合わせで 造られ崩れそうな街も きっと いつか砂へ還るだろう
朝と夜が繰り返す

ゆらりゆらり窓辺で踊る
花も散った 告げよう別れの挨拶を


世界に満ち溢れている希望とか
誰かが歌う永遠の愛だとか
作り造られ失われた真実を
知りたくないと誰もが目を閉じる 


そして少年少女が歌う様に
白い服を泥で彩る様に
繋げ始まりの記憶まで
翳る感情さえ追い越して


全ては銀色で 冷たく硬く この世界はきっと 何時もの様に過ぎるから
居ても居なくても同じ

此処に其処に理由を求め、
誰も知らず 暗闇の中を進むのさ

世界で誰よりも不幸とか
誰かと繋がっていたいとか
自由を求め戦うふりをして
自らを鎖で縛るのさ

そして少年少女の夢の様に
踊っている暗く深い夜明けが
白むその前に駆け出して
本当のあなたに 出会うまで

遠く聞こえる
夕暮れの声
今進めば戻れないとしても

向かう先そこに
何もないとしても

咲いた火花 刹那と知って
それもいいと 言の葉が舞う空に歌う


千切って破って切り裂いて
砕いて潰して引き裂いて
それでも愛してしまうなら
その時は優しく抱きしめて

正解に生き続けるのが答えなら
誰も彼もと繋がるのが答えなら
それを知らずに生きることも答えでしょう
解(こたえ)のない不自由が真実(こたえ)でしょう


歌え少年少女のように今
胸に突き刺す痛みをそのままに
生まれたばかりの感情で
何処までも行けると知っているから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

少年少女と街の唄

「少年少女と街の唄」の歌詞です

閲覧数:155

投稿日:2020/01/24 21:44:52

文字数:655文字

カテゴリ:歌詞

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