土煙舞う荒れた大地に
僕は生き残った…ただ独り
血と鉄の匂い漂う空に
僕は泣き叫ぶ…「どうして」
貧しくとも幸せだった
そんな当たり前の日々は
鉛玉携えた人達に
打ち砕かれて消え去って
あの人達の言う平和は
僕らにとっての幸せではない
あの人達の言う幸せは
僕らが歩む未来が無い世界
…それを何故分からない
小さな小さな思い出達を
ポケットの中で握りしめて
大切な大切なこの思いを
この唄を貴方達に届けよう
僕らが願ってた平和は
母や友のいない世界ではない
僕らが願ってた幸せは
愛する人と明日を迎える事だと
…どうか覚えていてください
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