世界を自由に思いのまま駆け巡る
空の突き抜ける青さ
海の蒼
いろいろな国の花

わたしは風どこまでも自由

出会ったひとりの旅人
一目だけで心がざわついた
リナリアが優しく優しくそれは恋なんだと告げた

ああこの甘くて辛い気持ちが恋だというのならば
あなたからは見えない私の想いを乗せ

あなたがひとり悲しいときには
心を癒す風を届けましょう
あなたが挫けそうなときには
前だけ向いていられるような風を送りましょう

想いは募って嵐の心揺れる

誰も見たことのない泉に咲く一輪の薔薇に
願いを口にすれば
『すべてを叶えましょう。』

旅人の前に突如あらわれたすべての記憶を失った少女
ただひとつだけ覚えていること旅人への淡い想い

二人で旅をしていく日々はさまざまな
色を織り成し
幸せという言葉を口にすれば
アイリスの花をひとつ少女に渡して
ずっと一緒だ
と言って笑った

時は過ぎゆき青い薔薇は静かに散った
刹那の風が吹いて終わりを告げていく

風は消えゆく旅人の中の
一緒に過ごした記憶と共に
奇跡の花に願った代償は
消えることのない罪

ああ幾度叫んでも二度とわたしの声は届かないけど
あなたを愛せたこと本当に幸せだったの

デュランタの花の香りを暖かい風に乗せて
冷たい風とシオンを
私の風よあの人に届け

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

風のカノン

風のカノンの歌詞になりますー。

閲覧数:887

投稿日:2009/12/21 21:54:29

文字数:557文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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