A
僕らもう孤独には戻れない
影が延びる
雨上がりの香 微かに
でも僕ら孤独に佇むまま
朝になれば
また日が昇るように
B
息継ぎのように輝きだす星
あれは僕らだ
S
やがて君の上に夜が来たら
忘れてしまう デイライト それでもいい
あまりに息苦しいような朝は
捨ててしまって 純粋に生きなさい
A
常夜灯 闇と光の境
綯い交ぜにして
まるでゆめみるよう、に歌う
僕らそう、長い長い夢を見る
とても暗い
手繋ぐ先も見えない
B
でもただひとつの光を信じた
そんな夢を
S
やがて君の中に昼が来ても
覚えていて トワイライト 静謐な
生命を蝕んでいくような朝は
消してしまって 幸福に眠りなさい
C
「朝の、
"あたたかくて、まぶしい"
太陽がこわい。
叶わない願いは、
枕元に置いて。
それは、ほの明るい光。
帰るべき場所として、
縋らせて。
いつまでも」
S
やがて君の上に夜が来たら
忘れてしまう デイライト それでもいい
あまりに息苦しいような朝は
捨ててしまって 純粋に生きなさい
~~~
ぼくらもう
こどくにはもどれない
かげがのびる
あめあがりのこう かすかに
でもぼくら
こどくにたたずむまま
あさになれば
またひがのぼる ように
いきつぎのように
かがやきだすほし
あれは ぼくらだ
やがてきみのうえに よるがきたら
わすれてしまう でいらいと
それでもいい
あまりにいきぐるしいようなあさは
すててしまって じゅんすいにいきなさい
じょうやとう
やみとひかりのさかい
ないまぜにして
まるでゆめみるよう にうたう
ぼくらそう
ながいながいゆめをみる
とてもくらい
てつなぐさきも みえない
でもただひとつの
ひかりをしんじた
そんなゆめを
やがてきみのなかにひるがきても
おぼえていて とわいらいと
せいひつな
いのちをむしばんで(い)くようなあさは
けしてしまって こうふくにねむりなさい
あさの
あたたかくて まぶしい たいようがこわい
かなわないねがいは まくらもとにおいて
それは ほのあかるいひかり
かえるべきばしょとして すがらせて
いつまでも
やがてきみのうえに よるがきたら
わすれてしまう でいらいと
それでもいい
あまりにいきぐるしいようなあさは
すててしまって じゅんすいにいきなさい
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