欲望渦巻く 矛盾社会
偽善者ぶった仮面被ってさ
優しい顔して近づいて
馴れ合い 褒め合い 八方美人
もう 見飽きたよ

くだらないね 上辺の笑み浮かべて
腹の底で考えてることはわかりゃしない

突発的な破壊衝動
僕は君の胸をナイフで突き刺した
弾けるように飛び散った血を横目にして
《痛いよ》なんて泣きながら逝く君を
僕は嘲笑って見下した
どうせ 何も変わりはしないさ
そんな 救われない物語だ


本性も本心も 隠して嗤う
糞みたいな嘘を吐き出してさ
いい人ぶって近づいて
また毒を与える

つまらないね そんな人生なんてさ
今すぐここで捨てちゃえばいいじゃん

突発的な破壊行動
僕は君の首を両手で締め上げた
砕けるような音が聞こえたんだよ
《苦しいよ》なんて呟きながら逝った
君を僕はまた嘲笑った
ねぇ 楽になったかい?
こんな救われない物語で


何度同じ言葉を繰り返した?
《死ねよ》《殺せ》呟き続ける
…本当は死ぬことより
生きることの方がずっと

怖くて 難しいんだ

突発的な破壊衝動
僕は君の心臓を抉った
吹き出す赤い血 それは君が生きてた証
《また殺すの?》なんて言った
君に僕は言葉を失った

ねぇ……《君》は誰なの?

突発的な破壊行動
今まで僕が殺したのは
ずっと隠していたままの本当の僕だ
今更戻ることなんてできないや
もうこれで終わりにしよう
救われない物語の中で
僕は目を閉じ 眠りについた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

救われない物語

もしも、僕が手を出したのが《僕自身》だったら

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投稿日:2015/08/10 23:36:22

文字数:614文字

カテゴリ:歌詞

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