「お菓子メーカーの陰謀さ」
あなたは　そんな事　言っていた
どうしようかな　逆効果かな
でもでも　それでも　伝えたいのよこのキモチ

　甘い甘い　チョコを　溶かして　あなたの気持も　溶かしたいけど
　あなたは　そういうの嫌いそうだから　せめて
　ちょっとビターなチョコを溶かすのー

「みんな踊らされてるだけさ」
あなたは　ふふんと　笑っていた
やっぱそうかな　意味無いのかな
でもでも　それでも　私は踊りたいのよ

　精一杯の　気持ちを　込めたいから　チョコの本を読んだり　話聞いたり
　だれかの罠　なのかもしれないけど　でも
　このチャンスに乗っかるのよ☆

冷やしたら縮んじゃわないかな？　チップ乗せた方が可愛いかな？
派手なチョコは嫌いかな？　ラッピングはどうしようかな？
私の　このドキドキ　伝わるかな？

　ベタなベタな　チョコレートに　無難なよくある　ラッピング
　なるべく　自然に　あなたを　呼びとめて　すっと
　なんでもないふりしてコレを渡すの

　あなたは　よくある顔して　ふっと　笑って
　「ああ」なんて言って　うけとるのよ
　そう、どこにでもある良くある話ね

　で・も
　このドキドキは　このキモチは
　今の私だけのものなの

　神様それともメーカー様？
　そんなのどっちだってかまわない！
　チャンスをくれて　ありがとうね☆