ボクはあなたにある感情を持っている
それはとても特別ですてきな・・・
でも、それはあるときとても辛いものとなった・・・

ねえ、あなたは誰が好きですか？

ボクの頭の中はいつもあなたのことばかり
「乙女」だとか「可愛い」だとか周りのみんなはからかうけど
一つ年上のあなたとあなたの思い人
僕の気持ちには気づかない

同じ部活のあなたにほめてもらいたくて
ボクは誰より努力した
でも、あなたはいつもあの人ばかり見ているんだ

あなたはボクをどう思っているの？
ただの小さな後輩君？
あなたはあの人をどう思ってるの？
とてもすてきな好きな人？
ねえ、あなたは誰が好きですか？

僕の恋は一目惚れ
あなたを見つけたその瞬間
ボクの初恋は始まった
初めてだからどうしたら良いのか分からなくて
とにかくあなたについて行く
だけどあなたの横にはいつも・・・

そろそろあなたもあの人も卒業だね
やっぱりボクはあなたに思いを告げないまま
あなたとあなたの思い人
僕の気持ちには気づかない

「本当にこのままで良いの？」と
周りのみんなは言うけれど
ボクはまだ失恋を怖がっているんだ

ボクはあなたをどう思ってるの？
自分でもやっぱり分からない
あなたとあの人の関係なんて知らないんだ
興味ないって放っておいた
でもやっぱりボクは・・・ボクは！

今日は卒業式当日だね
あなたもあの人も輝いている
ボクは決意した
初めてだからどう言ったら良いか分からなくて
でも、何かを言わなくちゃ
あなたの隣にはあの人がいるけど・・・

「ボクは・・・ボクは・・・」

「ボクはあなたが大好きです！！」

「あなたはボクをどう思ってるの？」
「一番大好きな私の恋人」
「あなたはあの人をどう思ってるの？」
「昔から腐れ縁の幼なじみ」
「ねえ・・・」

「あなたは誰が好きですか？」
「もちろん、君だよ」