助けて
そんな嘆きさえも
風は消してしまった
何にも
見えない未来だけ
僕は見つめていた

届かない木の根っこの下に
うずくまって太陽から逃げて
その場で座っててもかわらないよ
ねえ、君は元気ですか?

さよなら―
届きますか、聞こえているのでしょうか
いつしか―
君が戻ってくることをこの桜の木の下で
待っているから、
今度は笑顔で 僕と手を握って。


小鳥が
啼く音を聞きながら
桜は散っていった
囀り
僕のまわりを舞う
まるで君のようだね

届かない木の根っこの下に
立ち止まって太陽から逃げて
その場で泣いててもかわらないよ
ねえ、君は元気ですか?

さよなら―
死んでしまった、君のことを
いつしか―
戻ってくると信じて両手握り締めて
これは君の代わりだよ
今度は笑顔で
散る間際の君の
苦しそうな顔は
もう二度と見たくないよ

そして、
君は
戻ってくることは無いのだろう
分かってるよ でも待ってたいんだよ
ねえ、駄目かな 天国の君へ

さよなら―
人は別れと言う、短いこの言葉を
いつしか―
君と一緒に笑う、それが僕の夢です

生まれ変わったらまた3人一緒だよ
死ぬ時も一緒じゃなきゃ怒るから

いつしか―
きみが言っていました 
″ありがとう、さよなら、また会おう、ね″

桜は僕を笑った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

残片桜

戦死してしまったひとをまちつづけるきょく
3にんは仲間でした
ひとりは重い過去を背負い生きていました
かれはしんでしまった
ひどいかおをして しんでしまった

もうあえることはないけれど
でもあえるようなきもして
、まっていてしまうんだ

閲覧数:58

投稿日:2010/02/03 23:54:10

文字数:554文字

カテゴリ:歌詞

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