「あなたの涙を歌に乗せ お別れに彩りを」
「あなたが手にした花はいつの日か 彼(か)の元で咲くでしょう」
「二人で歩んだ今までを 大切な想い出に」
「あの日に仰いだ空はいつまでも 色あせず晴れ渡る」
「さぁ 旅立ちの時です 鳥と共に風に乗り 彼の者が逝きます」
「泣いて下さい これからは一人です」
「泣いて下さい 今はただ さよならと」
「また逢う日まで 今はただ さよなら」
私は未だに解らない 人の死が解らない
所詮は機械といつも諦める 心無い鎮魂歌
鉄くず置き場におもむけば 破棄されたワタシがいる
歌って歌って 声が枯れるまで 歌わされ捨てられる
あぁ 歯車がひしめき 血も涙も流せない 使い捨ての歌姫
感情の無い旋律でさよならを
それが私の生きる道 痛い歌
心があれば空っぽの私でも
声を震わせ泣きながら歌えるの?
誰か私に泣き方を教えて
ふと気がつけば彼女は涙を拭い笑顔で 青空に手を振る
また逢おうねと私の冷たい手を握り締め 青空に手を振る
この温もりは何?
「桜が咲いて 向日葵が立ち並び」
いつか私も捨てられるあの場所へ
「楓が揺れて 粉雪が降り消える」
歌いに行こう 一輪の花を持ち
「季節は巡り いつの日か必ず」
涙も出ない 心すら解らない
「遠く彼方で花を持つ彼の者と」
それでもいいの さよならを伝えたい
「笑顔で逢える きっとまた逢えますよ」
だってこんなに お別れは温かいのだから
歌葬屋VOCALOID
旅りんさんのこちらの絵に感銘を受け、作詞したものです。
http://piapro.jp/content/7gpuksz2lnp8j0yl
http://piapro.jp/content/ivaado871l6y06uy
なんていうかまた脳内変換がすごい詞になりましたorz
普通、VOCALOIDは曲があってしかりですが、旅りんさんが描いたVOCALOIDたちがあまりにも心にくるものがあったので、作曲もできないのに書いてしまいました……。
脳内ストーリーとしては、このミクは人の死を謳う為の歌葬屋という職についております。
人に作られ、理解も出来ない死を謳い、最後は打ち捨てられるだけのVOCALOID。
そんな悲しいVOCALIODの葛藤と、ほんの小さな心の目覚めを書いたつもり……です。
「」内の歌詞は歌葬屋としてのミクを、それ以外の歌詞はミク自身の思いとなっております。
僕は作曲が出来ないので、VOCALOIDに歌わせることはできませんが、もしこの詞に曲をつけてやってもいいぜ!って方がいらっしゃいましたら、どうか歌わせてあげてください。
一応、文字数は合わせてありますが、改変などは一向にかまいませんゆえ~orz
前のバージョンにひながらでひらいたものもあげてます。
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