なんかうるさいやつだな
それが最初の印象で
平凡だった僕の毎日を
あっという間に変えっていった
それから毎日のように遊んで騒いで
時にはひやひやしちゃうような
スリルもあじわって
喧嘩をした時はお互い口も聞かず
でも明日になれば仲直り
自然とできてたね
明日じゃあまた会おうね
そうやって君はいつも手を振る
大人になってもこの街で遊んでいられる
言葉をかわさなくても君の考えてる事は
分かるような気がしていた
また明日もここで遊ぼう
ある日君は僕に言った
少し恥ずかしそうに
俺は都会で自分を試したい
だからこの街を出て行く
俺がいなくなるからってお前泣くなよ
そう言って君はいつものように手を振り帰っていった
僕は頑張れと素直に言えなかった
寂しさと不安でどうすればいいかわからなかった
君が街を出て行く日が
ついにおとずれてしまって
駅のホーム 君は一言言った
元気でいろよ
出発のベルが鳴った
君の乗る列車が動き出す
僕は泣き声まじりに叫ぶ
頑張ってこいよ
いつかまたここで会おう
そうやって僕は手を振った
いつか君が帰ってきたら
またいつものように遊ぼう
00:00 / 04:23
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想